ロードバイク

久しぶりにクリート(SPD-SL)を買ってみたら、パッケージリニューアルやら模倣品対策が進んでいた話し

現在使っているSPD-SLのクリートがだいぶヘタって来ていたので、新しくクリートを購入しました。
ちなみに以前交換したのは1年以上前かも・・・
ヘタってきても、何だかんだハマらなくは無いので、長々と使ってしまいますよね(-_-;)

さて本題です。
本来、クリートの交換ぐらいでブログに書くことはないのですが、
タイトルにある通り、パッケージのリニューアルやら模倣品対策やらが進んでいて、SHIMNOの姿勢に感心したので記事にしてみようと思いました。

SPD-SLの新パッケージはこんな感じ

新しいパッケージはこんな感じで、一見するとチープな感じに見えます。
個人的には今のパッケージは箱型で、開けやすくて良いなと思います。

ただ、初見だと黄色クリートなのか赤クリートなのか、はたま青クリートなのか・・・クリートの色を見分ける事が中々困難。。笑
判断の方法として、右下にある四角い枠の色を見る事!
薄っすらと黄色く塗りつぶしが入っていて、これは黄色のクリートなんだな!と、確認ができます。
今まではクリアなプラケースに梱包されていたので、直ぐに何色のクリートが入っているか分かり易かったですね。
まぁ、買う時に気を付けるので買い間違いは無いでしょうけど、初めて買う時は「どれだ??」と混乱するかもしれませんね^^;

パッケージ変更の理由

パッケージ変更の理由は環境負荷低減と模倣品の対策の2つの様です。

環境負荷低減を目的としている

以前までプラのパッケージでしたが、今回から紙のパッケージに変更されました。
昨今の企業はSDGsの取り組み等、使い捨てプラスチックを減らす事を積極的に行っており、シマノもこの取り組みを積極的に行っているのでしょう。

今回の新パッケージについて以下、URLに記載している『社会活動報告書』の35ページに記載されていました。
https://www.shimano.com/jp/csr/social_activity_report.html

■プラスチック使用量削減に向けた具体的な取り組み

・梱包資材のプラスチック廃止または削減、紙への置き換え
・再生紙の積極的な利用
・印刷量の低減による、インク使用量の削減
・梱包の見直しによる小型か
・リサイクルフレンドリーな梱包

引用元:シマノ『2020年度社会活動報告書』35ページ

あまり、こういった報告書を見る機会が無いですが、シマノの取り組みを見ることが出来て良いですね。勉強になります。

そして、”クリートを長く大事に使っている”私は、環境にやさしい取り組みを潜在的に実行しているのではと思った・・・(違う)

模倣品の対策(ニセモノ)

こちらの対策が今回の主目的でしょう。
シマノのクリートやらチェーンやら模倣品が多く出回っているようで、
特にクリートはAmazonで購入しても模倣品が届く事もあったとか・・・
(出品者がAmazonでは無い事が増えているので、Amazonが悪いという事でも無いですが・・・そして今回、私は近隣のショップでクリートが売り切れていたので、Amazonでクリートを購入しました。)

そんな模倣品が大量に出回っている状況にシマノが取った模倣品の対策として「真似されにくいパッケージ」と「一点一点に異なるシリアルナンバーの付与し、アプリで正規品判定が出来る仕組みの構築」を実施しています。

前者のパッケージについては、遅かれ早かれコピーされそうな気がします・・・

しかし、シリアルナンバーは莫大な数、かつシリアルナンバーをシマノのシステムで管理している為、正規品判定には有効になるのでは?と思います。
正規品の判定が出来るだけなので、模倣品を掴まされたら意味は無いのですが、こういった仕組みがあると模倣品を作る側の労力も増える為、今までより模倣品を作成するハードルは上がるでしょうね。

シリアルナンバーを活用した正規品判定の確かめ方

今回、私自身初めて正規品判定をしてみたので、メモ程度に方法を記載させて頂きます。

まずはiOSならAppStore、AndroidならGoogle Playストアから「シマノ正規品判定」のアプリをダウンロードします。
※このシリアルナンバーの導入は日本・中国のみの様です。

シマノ正規品判定
シマノ正規品判定
開発元:SHIMANO.INC
無料
posted withアプリーチ

インストールを終えたら。
箱の側面に貼付されている、シールをはがします。
↓剥がす前の画像です。

アプリを起動して『2次元バーコード(QRコード)判定』を選択

カメラを起動してから2次元コードを読み取り

読み取りを終えらた、判定結果が出ます。

正規品で良かった(ホッ)

 

クリートひとつで色々考えさせられた。

ふと、ヘタったクリートを購入しただけですが、パッケージの変更理由やその対策にシマノが奔走している事を知れました。
模倣品はより良い製品を作成しているメーカーに対して、失礼ですしそもそも犯罪です。
尚且つ自転車は最悪死に至る事故もあります。そんなパーツを誠意を持たずに作成するのは何たることでしょうね。。(-_-;)

と、、クリートひとつで色々考えさせられました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
yoku-mono(よくもの)
アラサー(男) ごく一般的なサラリーマン 高校1年生に普通二輪免許を取得し高校時代はバイク・バイトに明け暮れ、大学では自転車部に入部し自転車競技(ロードバイクじゃない)に明け暮れました… 現在は社会人になりバイク・自転車どちらも楽しみたいという思いでこの二つを趣味にしています。 ブログは雑記も含めてになりますが、気が向いたら読んでいただけると幸いです。